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2.5.ペンタブレットあれこれ

  • GICCHO
  • 2016年5月25日
  • 読了時間: 3分

▼ペンタブレット端末、タッチパネル端末について

02.ペンタブレット選びでご紹介した通りWACOM製のペンタブにはIntuos Pro、新型Intuosシリーズ、Cintiqシリーズがあるとお伝えしましたが、今回はペンタブレットの方式やスマートフォンの普及などで身近になったタッチパネルについても説明していきたいと思います。

WACOM製のペンタブレットのスペックと方式について

WACOM製ペンタブレットの殆どは電磁誘導方式というペンの中に磁石(コイル)を仕込んで位置を認識する方式を採用しています。

●WACOM Intuos Pro

Medium

●主なスペック

読取方式:電磁誘導方式

外形寸法(W×D×H): 379.9×251.4×11.5mm 読取可能範囲: 223.5×139.7mm

質量: 約1kg

筆圧レベル: 最高2048レベル

傾き検出レベル: 最高±60レベル

タッチ読取方式: 静電結合方式

ファンクションキー数: 8つ

連続使用時間: 12時間 充電時間: 通常4時間(フル充電6時間)

●WACOM Intuos シリーズ

Medium

●主なスペック

読取方式:電磁誘導方式

外形寸法(W×D×H):275.0×217.2×10.7mm

読取可能範囲:216.0×135.0mm

質量:約480g

筆圧レベル:最高1024レベル

タッチ読取方式:静電結合方式(Draw未搭載)

ファンクションキー数:4つ

連続使用時間:30時間

充電時間通常:4時間(フル充電6時間)

●WACOM Cintiq

●Cintiqシリーズ

22HD touch

●主なスペック

表示サイズ:21.5型(475.2×267.3mm)

最大表示解像度:IPS方式1920×1080ドット

読取方式:電磁誘導方式

外形寸法(W×D×H):650×400×55mm

読取可能範囲:475.2×267.3mm

質量:約6.7kg

筆圧レベル:2048レベル

傾き検出レベル:±60レベル

タッチ読取方式:静電結合方式

この電磁誘導方式というのは滑らかな軌跡で描くことができ、筆圧や傾き、回転なども感知できるのでWACOMはこの方式を採用しています。

タッチパネルについて

ここでお気付きになられた方もいるかもしれませんが読取方式がもう1つ記載されています。

タッチ読取方式:静電結合方式

これはスマートフォンの画面などにも使われている方式で画面に微弱な静電気を流し変化を感知して位置を認識する方式です。(詳しい話をすると静電容量など聴き慣れないワードなどが出てきてしまうのでここでは省きます)

この静電結合方式だけを搭載しているスマートフォンの画面ではペンタブのペンは反応しません。

ですが一部タブレットPCなど電磁誘導方式、電磁誘導方式の双方を搭載したPCが出てきています。

こちらの方はまた後日詳しく記事にしたいと思います。

あとタッチパネルと聞いてもう1つ頭に浮かぶ物があると思います。

銀行ATMの画面やNintendo DSのタッチパネルですよね。

こちらの方は上記2つとは全く別の仕組み感圧方式と呼ばれるモノで、圧力を感知して反応するタイプのものです。圧力がかかればプラスチックでも指でも何でも感知をし、コストが安いのですが精度が低くイラストレーションなど精度が求められる機器には不向きとなっています。

なのでDSのペンでペンタブを操作をしようと思っても全く反応しないでお気をつけください!

技術の進歩によってペンタブレットやタッチパネル、PCを取り巻く環境、イラストレーターを取り巻く環境も様変わりしてきました。

新しい技術を取り入れ快適なイラストレーターライフを送りたいですね。

0.5プラスするイラストレーター

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