1.5.PCあれこれ

GICCHO
2016年5月8日
読了時間: 5分

▼PCについて

【01.PC(パソコン)選び】で少しだけPCの説明をしましたが、ここではもう少し詳しく各パーツについて説明をしていきたいと思います。

ですが「マザーボードが」とか「電源ユニットが」とか全パーツを言いだしたら1冊の本ができてしまうのでここではイラストを描く上で注目すべきパーツだけを簡単に紹介していきます。

●PCの主なパーツ説明

【CPU(Central Processing Unit)】

PCの作業を行う頭脳です。作業の種類にもよりますが、処理の速さを決めるのがこのCPUと呼ばれるパーツです。

○○GHzと言うのは1回で持ち運べるデータの重さで、コア数と言うのは同時に何個作業する頭脳があるかという事を表しています。

【メモリー】

CPUが作業をする時に使うスペースがメモリーです。

実際貴方が何か作業をする時スペースが広ければ広いほど自由に作業ができますよね？そのようなイメージです。ただ数値が大きければ良いかと言うとそうとも言えません。CPUの処理能力を一緒に考えないと土地を持て余す結果となってしまいますのでCPUの性能と合わせてメモリーを選びましょう。

【GPU(グラフィックボード)】

主に描画作業で力を発揮するパーツで、3D処理や画像処理を得意としています。最近ではIntel グラフィックスと言うのがIntel製のCPUに内臓されていています。これもGPUと同等の働きをしてくれるのですが、まだ独立したGPUに比べパワーが劣るので更にスペックを求めるのであればGPUを付けましょう。

【HDD(ハードディスクドライブ)】

一般的に比較的メジャーなデータを保存しておくパーツです。倉庫や引き出しのイメージをしてもらえればいいかなと思います。これも大きければ大きい程データを多く保存しておけますよね？イラストデータはJPEGやPNGなど画像データに比べてデータの量が桁違いに大きくなるので、できるだけ大きい容量のモノを選びましょう。

【SSD(ソリッドステートドライブ)】

HDDは仕組みとして金属の円盤(DVDの金属板みたいな)を回して保存や読み込みをしています。なので細かなパーツがあり、故障リスクの高さや物理的な読み込み速度の制約がありました。

しかしこのSSDはSDカードやメモリースティックの様な仕組みで保存をします。なのでパーツの故障や物理的な読み込み速度の制約がほとんど無くとても早いのが特徴です。ですがまだHDDに比べると割高なのが欠点です。

横文字の名前だけ並べられると難しく思うかもしれませんが例えて覚えると案外仕組みは簡単だったりします。

▼おすすめのPC

上記の知識を踏まえ、用途ごとに目安のPCをいくつか紹介します。

●イラストレーターを目指す人